釜石市へ

8時、釜石市に向け出発。現在民間主導で検討されている、木材を主体とする瓦礫を舟運にて酒田港利用による処理支援(もちろん経済活動としての取引)が可能か否かの調査に同行させて頂いたものです。先日開催された「東日本大震災復興支援山形県会議」でも話題になり、山形県としても取組むことが可能か否かを前向きに検討したい旨の発表があったと記憶しています。

津波によって海ではなく陸にあげられた巨大貨物船
津波によって海ではなく陸にあげられた巨大貨物船

およそ4時間で目的地釜石市に到着。駅前の食堂で昼食をとるまでは、被災地と言う面影はなく普通の釜石の町並みでした。ところが、昼食を済ませ釜石港に向う一地点から、まさに大津波により跡形もなく破壊された街を目の当たりにして、呆然とする意外に術が見つかりませんでした。その壊滅的状態の岸壁近くに、仮設事務所を建てて業務を再開した建設会社社長様と、1時間半ほど意見交換。私はオブザーバーなので余計なお話は申し上げませんでしたが、あえてこんな時期に不信任案提出に騒ぐ、国会の馬鹿さ加減に一人の自治体議員として陳謝を申し上げるしかありませんでした。民間同士の意見交換は、概ね理解し合うことが出来たものと感じました。いよいよ具体的な試験運用に向け、行政、議会がしなければならないことが問われることになると、肝に銘じたところです。内閣不信任案否決のニュースを聞きながら19時すぎ帰宅。

街中瓦礫の山◆被災民の心が未来に向うためにはまずこの瓦礫を一日でも早く撤去することが政治の仕事のはず
街中瓦礫の山◆被災民の心が未来に向うためにはまずこの瓦礫を一日でも早く撤去することが政治の仕事のはず

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください