10時30分、酒田港袖岡埠頭にて開催の「平成24年度酒田港いか釣り船団出航式」に出席。今回で6回目を迎える本出航式も、すっかり市民の皆様方にも定着しつつある初夏の風物詩となりました。水曜日にも拘らず、多くの市民の皆様方が参加下さいました。主催者挨拶、来賓祝辞に続いて、第58宝生丸船長斎藤船団長が、力強い決意表明と御礼を述べられました。最後は、太鼓集団風の会の太鼓演奏にて激励、大漁と安全を心よりご祈念申し上げました。
面談・高教組交流会
午前中は、ずいぶん滞っているHPの更新などをさせて頂きました。ここまでため込むと、記憶も薄れ大変なことは分かっているにも関わらず、県議会議員就任以降、だらしない日々が続いていることに、心よりお詫びしなければなりません。
13時半、民主党3区総支部事務所にて、電話を頂いておりました宗教団体所属の県民の方と面談。この団体の原発に対する全面的反対姿勢についてお話を承りました。私たち民主党も基本的には原発に頼らない日本を目指すことは言うまでもありません。しかし、現在ある50数基を一気に停止のまま廃炉にしていくには、国民の電力確保の観点からあまりにも無理があるとの判断に立っていること。また、稼動状態にあっても、停止状態にあっても、地震や津波に対する危険性リスクは、まったく変わらないのが現実です。国民感情を逆なですることなど、本来避けたいのは当たり前です。しかし、この夏の必要電力確保を考慮せず原発をとめたままにすることを、100%の国民皆様が理解して下さるでしょうか。さらには産業活動への影響など、多くの責任について広く検討をした上で、現状における最もベターな判断が必要だと考えていることを、お話申し上げさせて頂きました。
14時半前、山形に向けて移動開始。2時間弱で民主党県連事務所に到着。締め切りが迫る党本部公募のチャレンジ事業の応募内容について打合せ。
18時半、天童温泉天童ホテルにて開催の、山形県高等学校障がい児学校教職員組合弟92回定期大会交流会に和嶋県連会長代理で出席。乾杯後のスピーチで民主党山形県連としてのご挨拶を申し上げさせて頂きました。山形まで知人の車を運んだ私を迎えに来た女房殿の運転で、19時半過ぎ会場を中座させて頂き、帰路につきました。
4・3爆弾低気圧被害飛島現地調査
9時30分、酒田港定期船とびしまに乗船し、去る4月3日発生の爆弾低気圧による被害を受けた飛島港の現地調査に向かいました。幸い風もなく本当に穏やかな天候に恵まれて、船酔いもすることなく1時間15分で飛島勝浦港に到着。まずはご同行頂きました県庄内支庁産業経済部水産課の職員の方から、県飛島漁港現場事務所にて概要説明を承りました。その後、早速小型船にて被災現場を回らせて頂きました。
「百聞は一見に如かず」のとおり、現地調査をして改めて4月3日の爆弾低気圧の猛威を痛感させられました。1000tもあるようなケーソンを転倒させる風と波の脅威は想像すらできません。しかし、昨年3・11の津波による被害の凄まじさも、今回の飛島港の被害現場に立つて初めて実感出来たような気がします。
今回の現地調査について、県当局と一緒に力を合わせ、政府与党に一日も早い復旧対応を働きかけていかなければなりません。中でも海水浴シーズン間近の海水浴場の復旧については、旅館経営をされている島民の方から直接、くれぐれも早急な復旧工事に着手願いたい旨のご意見を賜りました。飛島の夏を楽しみにしている多くの皆様方にご迷惑をおかけしない対応をしなければなりません。国・県・酒田市の連携をしっかりとすることが急務です。14時半、酒田港に帰港。
日東道も温海まで開通したこともあり、同日爆弾低気圧による被害を受けた米子漁港の現地の確認に向かいました。
南平田コミ振・東陽コミ振運動会
8時30分、南平田小学校グランドにて開催の南平田コミュニティ振興会主催運動会開会式に出席。晴天の空のもと、7組に分かれて堂々の入場行進。三浦正昭会長のあいさつに続いて、地元選出県議として来賓祝辞を述べさせて頂きました。
皆さんと一緒にラジオ体操第一で汗を流して中座。同時刻開催の東陽コミュニティ振興会運動会に顔を出させて頂きました。既に競技に入っており楽しく観戦しておりましたら、貯蓄競争に出るようにとご配慮賜りまして、中野俣上地区の皆様に交じって頑張りましたが、6チーム中最下位の結果となってしまいました。楽しい時間をゆっくりと過ごさせて頂きました。
やまがた森の感謝祭
今朝は、疲労のピークに飲みすぎが祟り、めったにない食欲不振で朝食をほとんど食べられない状態でした。5月24日夕方に庄内空港からドイツに出発して以来10日目です。もちろん車がない状況でありますので、女房殿に上山温泉まで迎えに来て頂きました。
12時、少し早いようでしたが本日いこいの村庄内にて開催の「やまがた森の感謝祭」に出席のため、山形道鶴岡インターから直接会場に入りました。天気に恵まれ、さわやかな日本海からの風もあり、県内各地から参加の緑の少年団の子供たちも元気に頑張ってくれました。吉村美栄子知事のご挨拶で始まり、最後は「やまぼうし」などの植樹をして終了となりました。
農林水産常任委員会現地調査3日目
9時、東根市の日東ベスト㈱神町工場をお訪ねし「学校給食向けを中心とした米粉100%の食品製造に取組む状況について現地調査をさせて頂きました。日東ベスト㈱は県内はもとより、全国的にも業務用食品加工分野において大変大きなシェアを持つ大企業です。元々は果物加工からスタートした会社で、果物栽培が盛んな寒河江に本社を移転させたとの歴史をお聞きしました。こうした歴史ある会社が、山形県の基幹産業であります米を原料とする米粉製品の開発にご尽力下さることは、本当にありがたいことでございます。試食させて頂きました、給食用デザートのお菓子は、子供たちが本当に喜ぶ顔が見えるようでした。
10時20分、天童市㈱全農ライフサポート山形を訪問、「中国輸出向けの精米工場指定に向けた取組み(平成23年6月、農林水産省よりトラップ調査の実施事業者に選定)の現状について調査させて頂きました。昨年完成したばかりの真新しい精米工場は、まさに現代技術の最高水準にある施設だと実感しました。衛生面、品質確保、安全性など非の打ちどころがないものと確信いたしました。しかし、中国政府の考え方が、いまひとつ見えてこないところは、歯がゆさもあるわけですが、県としても政府と一体的に働きかけを進める中で、指定工場選定に向けてさらに努力することが重要と感じました。12時、県議会議事堂に到着し、2泊3日の農林水産常任委員会県内現地調査活動が終了となりました。午後は、執務室にて事務整理などを行い17時退室とさせて頂きました。
夕方からは、民主党本部関係者との会議に出席。本日も山形泊となりました。さすがの私も5月24日自宅を出発以来、海外も含め9泊目の疲れがピークに達しているようです。
農林水産常任委員会県内現地調査2日目
宿泊地「フォレストいいで」は中津川湖畔で飯豊連峰を仰ぐ素晴らしいロケーションに恵まれたところでした。早朝4時半に起床をして、隣接するパークゴルフ場にて18ホールのパークゴルフを初体験させて頂きました。より本格的ゴルフに近いプレイスタイルと言うこともあり、最近グランドゴルフと共に人気急上昇のスポーツのようです。美味しい空気とさわやかな山間地の日差しをたくさん頂きました。
9時、本日最初の現地調査は、飯豊町にあります中津川バイオマス㈱にて「豊富な森林資源を活用した木質ペレット等の製造・販売事業」について現地調査させて頂きました。森林保全の役割も果たす、間伐や一定年数のブナの間引き作業から自社で行っているため、価格面での対応がかなり厳しいとの状況をお聞きしました。
13時、朝日町あけび生産組合を訪ね「気象条件に対応した先進的な栽培技術、全国への販路拡大推進事業」について現地調査を致しました。あけびの生産量山形県が日本一と言うことです。
14時半、寒河江市にある山形県農業総合研究センター園芸試験場が取組む「サクランボの高品質安定生産技術、鮮度保持技術等の研究」等について説明を頂きました。
16時、寒河江市で最高品質の「つや姫づくり」に取組む「つや姫ヒヴィラージュ」を現地調査させて頂きました。「つや姫」の水田団地化プロジェクト(平成24年度から15ヘクタールの水田を団地化した)に取組む土屋代表の、意欲満々の考えをお聞き致すことができました。